ドラフト2023

どこの記事や動画を見てもチュニドラフトは酷評されているが、僕は今回は運が無かったと思う。

 

①佐々木麟太郎米国大学進学

 なんと言っても今年の目玉は1年生の時から注目されていた高校通算最多の佐々木麟太郎だろう。

しかし米国大学への進学を決めたことで中日のような即戦力投手や野手を求めていて、元々指名する気がなかった球団からしたら大きなマイナスを受けた。要は1巡目に佐々木を指名しようとしていた球団があったとしたら、そのまま流れて即戦力ピッチャーに集まるので競合率が上がるのである。

スカウトの話によるともともと即戦力ピッチャーを指名しようとしたが、竹内投手だと最大5球団競合することになるため、渡会野手だと最大でも3球団、そして外したとしてもまだ投手は残っているので渡会に行ったらしい。

ifの話にはなるがもし彼が調査書を出していればまた違った未来になったかもしれない。

 

②渡会クジ外し 

 3分の1なのでこれは仕方ない

 

③ロッテクジ外しまくる

 これによって草加勝投手を獲得できたのでダブスタにはなるが、最後の日ハムとの細野を外さなければもしかしたら上田くんが取れた未来があったかもしれない

 

④13番手活かしきれず

 ウェーバーの一番のメリットは一位クラスの選手を13番手で指名できることだ。しかし蓋を開けてみると2位指名選手の中で1位クラスの選手がいたとは言いづらい。これも大学進学を決めた佐々木麟太郎くんが直接影響していて、13番手の選手が1つずれたことによって本来であれば上田選手を取れていたはずなのである。そう考えると1位草加、2位上田、3位辻元or津田、4位以降投手 で課題である投手と左スラッガー内野手を取れていた。

もちろん内野手が2名引退しているのでそこの補充をしなければならないが、2年連続で上位で内野手を取っているので、来年の目玉である明治の宗山に行く可能性は低いだろう。

 

総括

 4つの意味で運が無かった。また投手は近年稀に見る豊作年であったが、上田渡会以外の大卒社卒でスラッガータイプの野手がいなかった。

あと去年のドラフト内野手が結果を出せなかったことに触れている人がいるが、京田源田のような例外を除いて大卒なら戦力になるために平均3年は掛かるはずである。