限界旅行

後々自分で読み返すのが主たる目的なので一切編集しないので気楽に書く

 

限界旅行と集団旅行について綴っていく。一人旅とみんなで旅行

 

限界旅行とは始発から終電まで18きっぷでひたすら移動or観光を繰り返し、ホテルには泊まらず基本快活で過ごす生活を数日間かけて放浪する金欠オタクのことである(諸説ありあり)

最近は就活であまり行けてないが、可愛いけけちゃん(ポタク)も、もれなく限界旅行オタクでありよく行っていた。高校生時代は全く旅行に興味がなく、また鉄道に興味を持ったのも大学に入ってからだったため一人で旅行をするようになったのは今から2年ほど前である。始めた当時はホテルや移動に関する知識もなかったため当日に高いホテルを泊まっていたが、次第に今のスタイルになっていった。

 

なぜ過酷な行程なのかといえば、やはり18きっぷである。JRの特急新幹線を除く普通列車に乗り放題になる企画乗車券であり、有効期限が1日あたり2410円なのでより多くの元を取るためにも長い時間乗ったほうが良いからだ。理論値でいえば一日で東京から九州まで20時間近く乗り続けることが可能だが、乗り鉄で限界旅行を極めているからといっても流石に飽きてしまうので時折途中下車を繰り返し観光などを織り交ぜ進んでいく。

この旅で過酷なポイントはいかに金をケチるかを主目標に置いているので例えば数キロ先ならバスを利用せずに歩くので必然と一日あたりの歩く距離が上がる。最盛期で重い荷物を背負い、一日30キロ歩行を睡眠数時間で何日も繰り返してた時期があった(レンジャー訓練かな)

また泊まるのがネットカフェである快活クラブであり布団はなく、マットレスと枕もどきなので疲れが100取れるわけではない、そして基本的にナイト8時間パックを利用するため寝る時間は8時間以内になるのも疲労がたまるポイントである。

 

なぜこのような修行じみたことを繰り返すのか?

やはり時間の有効利用といえよう。一般的な旅行では夕方前に旅館なりホテルに泊まり、ゆったりとした時間を過ごしたのち朝もゆっくりと起きて朝食を食べるのが普通であろう。しかしこういったガチキチ旅をしていると感覚が麻痺ってきて。ゆったり過ごす時間は移動時間に当てたほう効率がよいし、シャワー浴びて寝るだけならわざわざ5000円払ってホテルに泊まるよりかは快活で十分なのである。

また予算の都合もある。おそらく1泊2泊なら普通の旅行で事足りるが、平均して4.5日の行程を見込んでいるため1日の予算をどれだけ削れるかがキモになってくる。快活であれば学割ナイト8時間で2000円以下で泊まれる。旅行中もいかに観光地で金を使わないことを意識しており、おみあげは基本的にバックがパンパンのため買う隙間がないし、少し高いアイスや食べ歩きグルメなどを買わないようにしている。

そして趣味の兼ね合いもある。趣味が鉄道、野球、声優であり、この三つは非常に親和性が高い。具体的には地方で野球の試合or声優ライブがあったとして、そこに行くまで在来線を使った移動、その間の観光、現地での試合orライブとグルメなど一石四鳥であり、また地方でなく都会ならば大体オタクが駐在しているためオフ会ができる

 

ここまで書くと一人旅行を楽しんでいるようにみえるが、まあ実際に気を使う必要はないし楽しんでいる。というより同じ鉄道仲間でもこういった旅行をするオタクは少数派であり、逆に一人じゃないと行けないまである。

しかしやはり人間というのは孤独を嫌うもので、友人と一緒に行く旅行を2022年では増やしてきた。友人と旅行するメリットは主に2つあり、体験の共有と複数人前提の場所の訪問だ。1つ目の体験の共有はまあ説明するまでもないが、2つ目の複数人前提の場所は意外と多くある。もちろんエリートぼっちは何も気にすることなく行くが、僕のようなノーマルぼっちはやはり躊躇がある。

こういった2種類の旅行をやってみて気がついたのはどちらにもメリットがあるということだ。一人旅ばかりしていても孤独感で飽きてしまうし、集団旅ばかりでも社会不適合なのでたまには一人旅もしたい。そこで編み出されたのがハイブリット型である。一人旅の中で集団旅を加えることでより高いQOLを叩き出せた。また将来的に、ある程度僕に理解がある友人のオタクたちではなく、一般人と旅行することになった場合に突如として異常行動をしないためにも今のうちから躾けておくことも重要である。

 

来年には階級が奴隷身分となり、使える通貨が増える分社会のために時間を捧げるので、こういった時間にものを言わせるお出かけができるかは不透明なところではあるが、学生のうちにできる範囲のことはやりたい。

またこういった経験を積んでおくことで、モラトリアムの頃にはできなかった観光地で金を使う旅行をするのも一つ楽しみにしている。