落合竜はなぜ強かったのか
落合竜が強かったのは皆さんご存じの通りですが、なぜ強かったのでしょうか?
1、希望入団枠制度
属に言う逆指名ドラフトです。現在はどのチームにもファンがいますが、20数年前ではそうではありませんでした。読売、阪神、中日といった人気球団の他に、横浜ヤクルト広島パリーグといったあまり人気のない球団と分かれていたのです。当時の中日はそれにあやかり 川上、福留、岩瀬、吉見といったその後長期に渡ってチームのコアになる戦力を獲得していきます。もしも逆指名制度がなく、現在と同じ1位抽選2位以降ウェーバー方式であったとしたら果たせて黄金期は来ていたのでしょうか、
2、もともと強かった
落合竜の話をする人が口を揃えて言うのは就任1年目から優勝です。
ここで落合監督が就任する前の過去5年間の順位を見ていきましょう。
1999年 1位 2000年 2位 2001年 5位 2002年 3位 2003年 2位
と2001年を除き5分の4でAクラスに入っています。確かに優勝したのはすごいですが、前年度2位のチームが優勝してもそこまであり得ないことではないでしょう。
3、適切な補強
落合竜の主砲といえばタイロン=ウッズ、トニ=ブランコですが、ウッズは横浜から引き抜き、ブランコはウッズ退団の翌年に5000万で獲得と外国人補強がしっかりしていたことが分かります。近年の中日ドラゴンズでは外国人ガチャを外しまくり、ついには育成ガチャしか引かなくなりました。
まとめ
ここまで書くと落合批判に見えますが決してそんなことはなく、監督としては素晴らしかったと思います。(皮肉じゃないよ)
しかしながら環境的要因もあったことは頭の片隅に入れておいてもらえると幸いです。